2018.10.24
	
	
	本日は高崎市で長年の雨風と近年の積雪により、形の崩れてしまった棟瓦を積み直す工事をさせていただきました。
	棟瓦は他の瓦より高い位置に積んでありますので、どうしても横なぐりの雨や台風などの強い横風を受けることで、瓦と瓦を固定するための漆喰が年月と共に弱っていきます。
	ましてや、そこに雪が降ることで重みにより本来まっすぐに積まれていなければいけない棟瓦の形がずれてしまいます。
	今回は積雪による雪害で、火災保険の適用ができるかどうか申請書と共に見積書、写真を添付し、保険会社に申請したところ審査が通ったので火災保険を使用した工事になります。
	まずは、形の崩れた棟瓦を一つずつ外していきます。
	
	
	こちらが棟瓦を一度すべて降ろした状態の写真になります。
	見ての通り瓦と瓦の一番高いところを守ってくれているのが棟瓦です。
	棟瓦のゆがみや変形は、最終的には屋根全体への影響になりますので、棟瓦を直しておくことはとても大事です。
	
	
	棟瓦を一つずつ積み直してる最中の写真です。
	新しい漆喰で固定していきながら積み直すことで、しっかりとしたものになっていきます。
	
	
	積み直しが終わった状態の棟瓦です。
	棟瓦を新しい漆喰で積み上げていったところで、後で棟瓦がずれることがないように針金を巻いて、さらにしっかりとした状態にしていきます。
	お客様もこれで横風がきても安心できる、とのことでした。
	棟瓦は瓦屋根の家にとって、背骨にあたるとても大事な部分です。
	普段目にすることがない高い場所にあるものなので、気になった方は一度点検してもらうのも良いかもしれません。
	瓦屋根の工事についてのお問合わせは屋根のやまちゃん高崎まで。





	  
