2019.10.1
	
	
	高崎市のお客様のお宅で強風によって軒天井が剥がれて飛ばされたので、火災保険の自然災害補償特約を使って軒天井を直す工事をしています。
	写真は実際に道路まで吹き飛んだ剥がれた軒天井です。
	前回までに軒天井を張るための下地木材の施工をしました。
	
	
	こちらが軒天井を張る前の下地木材です。使用しているのはラワン耐水合板です。
	接着剤を良く塗った上でタッカーでしっかりと打ち付けてあります。
	一枚板が張られているところと隙間の開いているところがありますが、隙間は屋根裏の通気口の役割をするためにこのようなかたちになっています。
	
	
	ちなみにこちらがその通気口の役割をするケイカル有孔板です。
	通気するための小さな穴が細かくあけられています。
	これをお客様のお宅の軒天井の通気口になるように現場で採寸加工していきます。
	
	ケイカル有孔板をカットしたらその裏側には剥がれにくくなるように接着剤を塗っていきます。
	
	そして下地木材に張り合わせたところでタッカーでしっかりと打ち込んでいきます。
	
	
	通気口ではないところには穴の無いケイカル板を使用します。
	ケイカル板の良いところは腐食に強いところです。既存の軒天井は水分を含んだ後にたわんで変形してしまいましたが、ケイカル板は湿気にも強く、また不燃材なので軒天井として使うには最適です。
	こちらもまた下地木材に張る前にしっかりと接着剤を塗っていきます。
	
	ケイカル板を下地木材に隙間なく張り合わせていき、タッカーでしっかりと打ち付け固定します。
	
	全ての下地木材にケイカル板とケイカル有孔板を張り終えることができれば、次は隙間を埋めるコーキングの作業に入ります。





	  
