2019.11.18
	
	
	玉村町のお客様のお宅でスレートの屋根の塗装工事をしました。
	前回までに高水圧洗浄を行い、屋根に付いた苔などの汚れを落としました。
	写真の屋根が若干、白く見えているのは高水圧洗浄の際、古い塗膜も落としたので、スレートの瓦の下地が透けて見えているからです。
	このままにしておくとスレートの瓦は劣化してしまいます。
	
	
	既存の塗料と同じ黒で塗ったので違いが分かりにくいかもしれませんが、若干前の写真より黒さが増しているのがお分かりいただけますでしょうか。
	これは「シーラー」と言って下塗り塗装をした後です。目的はいくつかありますが、その一つは屋根の瓦と、この後に塗る塗料とが剥がれにくくするためのシール材、接着剤としての役割をしてくれることです。
	
	
	そして中塗り、上塗りと同じ塗料を二回以上塗っていきます。
	写真で見ると右側の屋根は「中塗り」です。上塗りで鮮やかな色にするための下地となります。
	写真左側の屋根は「上塗り」をした状態です。同じ色ですが、見え方が違うと思います。
	
	
	そして上塗りを終えた後の写真になります。
	見た目がよくなることはもちろんですが、薄くて割れやすいスレートの瓦を紫外線などによる劣化からから守ることです。
	放置し続けると、人が乗るだけで簡単に割れてしまうような状態になってしまいます。
	家を守るためにスレートの屋根の方は必ず塗装は行うようにしてください。





	  
