2019.12.17
	
	
	高崎市のお客様から屋根を見てもらいたいとの連絡がありました。
	お話を伺うと飛び込みの業者が来たようで、高崎市の助成金を使って瓦からガルバリウム鋼板に張り替えましょうと提案されたのだが、
	本当にそうした方が良いのか見てもらいたいとのことでした。
	
	
	確かに、高崎市では「屋根改修工事補助金」というものがあります。
	これは瓦からガルバリウム鋼板などに葺き替えることで、屋根材を軽量化して耐震性を高めるための補助金です。
	お客様自身がそうしたいと強く望むのであれば良いのですが、金額のかかることなので無理強いはできません。
	瓦屋根の調査の結果、瓦のずれなど大きな損傷はなく、漆喰の詰め増しをすればよい状態でした。
	
	
	ただ年数が経過しているだけに建物全体に塗装などの補修が必要な状態になっていました。
	写真では外壁に縦に2本の黒い筋が見えますし、雨樋が取り付けられている鼻隠し板も塗膜が薄くなって下地が透けているような状態です。
	
	また雨樋の付いていない破風板も塗装がほとんど取れて下地の木材が見えているような状態でした。
	
	
	また今回のお客様が気にしていたのは、とりあえずの応急措置で板金を打ち付けた軒天井でした。
	周りの軒天井とも違和感がありますし、きれいに直したいとのことでした。
	直す箇所が多岐にわたりますので、お客様と相談しながらの見積もりになります。





	  
