2020.1.24

以前、塗装の剥がれた板金の屋根をガルバリウム鋼板で覆うカバー工法の工事をしたお宅からの相談がありました。
今回は台風の時期の出窓についての相談がありました。

こちらのお客様は出窓のところにゴーヤを生やしていました。
日よけのためかと思いましたが、お話を伺うと過去の台風の時に木材が飛んできて窓ガラスが割れたそうです。
その時の経験がトラウマになって台風の時期になると不安に駆られてしまうそうです。
ゴーヤがあるだけでも気分的に違うのだけれども何かほかにいい方法はないですか、とのことでした。

最初にお客様は出窓にシャッターを取り付けることを希望されていましたが、 お客様の出窓の上には庇が付いているためにそれが邪魔をしてシャッターの取り付けは難しいことがわかりました。
そのため、上下に開閉できるルーバーを出窓の外側に取り付けることになりました。
通常出窓用のルーバーは窓ガラス２枚分に対応しているのですが今回のお客様の出窓は窓ガラスが４枚なので特別な工法になります。

工法としては出窓を囲うように縦横に柱で枠を作り、その柱の枠の中に窓ガラス２枚分のルーバーを二つはめ込むことになりました。
文章だけだとイメージがわかないと思いますので実際の工事の場面を後で取り上げたいと思います。