2020.2.22
	
	
	高崎市のお客様から2階のベランダを見てもらいたいとのお話がありました。
	写真はベランダに上がったところです。
	ベランダの側面には目隠しとして塩ビ(塩化ビニール)の波板が張られています。
	
	
	お話を伺うとベランダの屋根から雨漏りがしてくるとのことでした。
	ベランダの屋根として使われているのも塩ビの波板です。
	かなり変色したり黒ずんだりしていますので、おそらく家を建てたときから波板は変えてはいないと思われます。
	
	
	実際近くで見てみると塩ビの波板にはいくつものひび割れが起きていました。
	雨樋よりも上の方でひび割れていますから雨が降るときなどは雨樋に雨水がたどり着く前に床に垂れてきてしまうでしょう。
	
	
	また塩ビの波板にはひび割れだけではなく穴も複数開いています。
	お客様の家が建てられた当時は塩ビの波板が主流でしたが、経年劣化してくるとかなり傷みが激しくなりますので、ポリカーボネイト製の波板に張り替えた方が良いですね。
	
	
	またベランダの床も見てもらいたいと言われました。
	床に使われているのは塩ビのデッキボードです。
	こちらも家を建てたときからのものでしょうが、洗濯物を干すときにかなりギシギシ音がするので気分が悪いとのことでした。
	
	
	実際にベランダの床を歩いてみるとかなりギシギシ大きい音がしました。
	経年劣化もありますが乗ると下にたわむような感じになっています。
	2階ですから怖い感じがすると思います。
	こちらも樹脂製の新しいデッキボードに変えた方が良いですね。





	  
