2020.6.26
	
	
	高崎市にお住いのお客様より見積もり依頼の連絡がありました。
	お話を伺うと、高崎市で大雪が降った時から雨漏りがするようになったそうです。
	屋根は折板屋根(せっぱんやね)とのことでした。
	写真で折板屋根の側面の状態がわかると思います。
	
	
	室内の雨漏りのシミの場所を見させていただきました。
	特定の場所にだけ雨漏りのシミができていれば、雨漏りしているところはおよそ決まった場所ではないかと推測できるのですが、
	雨漏りのシミが複数、離れたところにありますので、雨漏りの原因の場所は複数あるようです。
	
	
	折板屋根に上がってみて見ることにしました。
	折板屋根は雨水が流れるように傾斜がつくられています。
	写真は傾斜の上の方、上流側になりますが、折板屋根の重なっているところが浮き上がっていました。
	この隙間から雨水が入り込むことは充分考えられます。
	
	
	こちらは折板屋根の傾斜の下の方、下流側になります。
	折板屋根の重なりの隙間にはコーキングが塗られていました。
	雨漏りが気になったためコーキングをお客様の方でされたようです。
	本来隙間から抜けていく雨水がコーキングで塞がれて室内へと垂れ落ちている可能性が考えられます。
	
	
	また折板屋根を鉄骨に固定するルーフボルトも経年劣化で錆びてきていました。
	手で回せるような状態のルーフボルトもありましたので、そうしたボルトの隙間から雨水が入り込んでいる可能性も考えられます。
	工法としては既存の折板屋根に新しい折板屋根を重ねるカバー工法で見積もりすることになりました。





	  
