2020.8.12
	
	
	高崎市のお客様よりカーポートの屋根を見てもらうことはできますか、とのお問い合わせがありました。
	屋根のやまちゃん高崎ですので、もちろん見させていただきます、とお伝えして現場に向かいました。
	今回の場所は屋根のある駐車場になります。
	
	ここの駐車場で使われているカーポートの屋根は、片流れ屋根と片流れ屋根を中央で連結させた合掌タイプが多く使われています。
	
	
	今回問題となっているのは、こちらのカーポートの屋根になります。
	こちらは端の方にあるカーポートなので連結されずに片流れの屋根のままですが、完全に屋根パネルが無くなっています。
	担当の方にお話を伺うと、駐車場の経営会社が変わる前の出来事で、いつこうなったのかはわからない、とのことでした。
	
	
	無くなっているのは屋根パネルだけではありませんでした。
	屋根の一番北側にあるはずの側枠という屋根パネルを載せるために必要な骨組みがありませんでした。
	
	
	同じく一番南側にあるはずの側枠もありませんでした。
	これでは屋根パネルは載せられません。
	
	
	またよく見ると屋根を吊り上げる役割のアームが前枠に丈夫な糸で括り付けられています。
	アームが前枠から外れることはそうは無いので、おそらく大雪が降った時に雪の重みに耐えかねて外れたのだと思われます。
	
	アームが外れた時の衝撃は大きく、南北の側枠も外れてしまい、その結果、雪の重みを直接受けた屋根パネルが割れたのかもしれません。





	  
