2020.8.20
	
	
	高崎市にお住いのお客様より屋根の見積もりをして欲しいとの連絡がありました。
	スレートの屋根になります。軒先のスレートには苔が生えていました。
	年数が経過してスレートが劣化しして水を弾かなくなり、逆に水分をため込むようになると、このように苔などが発生することが多いです。
	
	
	他のところにも目をやると苔だけではなく黒ずみも見られます。
	北側の屋根はどうしても日の光を浴びることが少ないので、このように苔や黒ずみが多くなってしまいます。
	幸いなことはスレートの屋根に多いひび割れなどが発生していないことです。
	屋根の汚れを高圧洗浄をかけて落とせば塗装ができる状態だと思います。
	
	
	ただ問題はスレートの劣化だけにとどまりません。
	写真は軒先の雨樋(軒樋)を横から見た状態になりますが、
	軒樋が真っ直ぐな状態ではありません。何やら曲がって膨らんでいるような状態になっています。
	雨樋の角度も斜め下の方を向いて下がっているようです。
	
	
	同じ場所を角度を変えて見たところです。
	やはり軒樋は手前の方へと広がっています。
	このような場合、積雪時の雪に重みによる変形が考えられます。
	1階の屋根の雨樋には1階の雪と2階から落ちてきた雪の重さが加わることが多いからです。





	  
