高崎市で波板の雨水がうまく集水器に流れ込めるように調整加工

2020.9.8

高崎市のお客様より連絡があり、雨が降ると雨水が雨樋を飛び越えてしまう、とのことでした。
実際に雨の日に確認してみると、雨水が雨樋に入るものと雨樋に入りきらずに飛び越えてしまうものがありました。
波板が新しいガルバリウム鋼板のものであるため滑りが良すぎてしまうことが原因でした。

ガルバリウム鋼板は軽くて丈夫で錆びにくいのが特徴ですが、唯一の欠点として、表面に光沢があって滑りやすいという性質があります。
そのため雨水が勢いよく流れてしまいます。
今回は雨水が集水器を飛び越えないように雨樋に板金をあてて防ぎます。

まず既存の雨樋を一度取り外して穴をあけ直しします。
上の屋根に降った雨はこの穴に集まるようになります。

そしてこの雨樋にあけられた穴から雨水が写真手前の雨水を集めて下へと流す集水器へと向かうようにします。

この日は晴れの日でしたので、雨水の流れをこの赤いひもを使って確認します。

このようなかたちで雨樋にあけられた穴の位置と雨水を集める集水器の位置関係を確認して調整していきます。

雨樋にあけられた穴と集水器の位置関係が真っ直ぐ結ばれるようになり、うまく雨水が流れ込めるようになりました。
雨水を受け止める板金も横に広くとっていますので、これで雨水はうまく雨樋の中へ流れることができます。

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