2020.9.19
高崎市のお客様より屋根に雨水が溜まってしまうとの知らせを受けて水溜まりの解消に伺いました。
お客様の家の屋根は陸屋根になっています。
写真は排水口から流れることができずに屋根の上に溜まった雨水です。
結構な量の水溜まりになっていました。
水溜まりの中には黒くなったものが漂っていました。
これはこの陸屋根に使われていた防水のための繊維です。
本来であればこの屋根一面に張られていて、その上から塗り防水が施されているものなのですが、塗り防水が劣化して繊維が剥がれていました。
そして防水のために使われていた繊維が劣化すると、このように排水口の周りに集まってしまい、雨水の排水を邪魔するようになってしまいます。
排水口の蓋はマイナスのねじで固定されていました。
通常このような屋上の排水口の蓋は、ねじが錆びついたりして外しづらいものなのですが、今回の蓋はマイナスドライバーで外すことができました。
そしてこれが取り外した排水口の蓋の裏側の写真になります。
蓋にはびっちりと繊維が詰まっていました。
これでは雨水が排水されることができません。
そして水溜まりになっていた雨水が完全に抜けた後に見つかったのは、大事な陸屋根の防水が切れているところでした。
これをこのまま放置すると雨漏りが建物内で起きてしまう恐れがあります。
お客様にはこの陸屋根にウレタン防水をする見積もりをすることになりました。
