2020.9.29
	
	
	高崎市のお客様のお宅の屋根を見積りするので調査しています。
	写真は2階の屋根の軒裏になりますが、木部を保護するための塗装の膜が劣化していて、木が腐食してしまい、欠けているところがあります。
	
	
	また角度を変えて雨樋が取り付けられている鼻隠し板のところを上からのぞいて見ると、
	塗装が劣化しているだけではなく、雨樋を支えている金具が付いているところからひび割れが起きているようです。
	屋根の傾斜している角度も急なので屋根に積もった雪のかたまりが上から滑り落ちてくるようなことがあったら、完全に木が割れてしまいます。
	
	
	他の場所の鼻隠し板を見て回っていたところ、実際に木が割れて欠けているところがありました。
	塗装の膜が劣化していて、防水性が低下していることもありますが、建物に使われている木そのものが少し耐水性が強くないものが使われているかもしれません。
	
	
	今回のお客様の屋根の形状は特殊な形になっていますが、こちらは雨樋がつけられていない面なので、破風板と呼びます。
	他と同じように塗装が剥がれていますし、屋根材のアスファルトシングルにはいたるところで苔が生えてます。
	そしてアスファルトシングルの接着力が弱っているのか、三角形に浮き上がっているところが見られます。
	
	
	別の場所ではやはり木が傷んで大きく欠けているところがありました。
	ここまで傷んでくると塗装や補修ではなく、木をこれ以上腐食させないために上からガルバリウム鋼板を張る、板金巻きをするしかありません。





	  
