2020.10.23
	
	
	高崎市のお客様の家で屋根の工事をしています。
	写真は工事前の屋根の状態ですが、トタン屋根の塗装の膜は剥がれてしまい下地の板金がサビています。
	雨漏りがしているようでお客様でコーキングをされた跡があります。
	今回は高崎市の住環境改善事業の助成金でトタン屋根にカバー工法の工事をすることになりました。
	
	
	カバー工法は既存の屋根はそのままに新しい屋根を被せる工法です。
	写真に見える細長い角材はトタン屋根の細長い瓦棒に沿わせるように取り付けます。
	そして野地板という大きな板を張って屋根の板金を張るための下地を作ります。
	細長い角材は野地板が平らになるように入れる補強材の役割をします。
	
	
	野地板を既存の屋根に被せ終えたら次はこの防水シートの出番です。
	防水シートとして使うのは改質アスファルトルーフィングシートです。
	改質アスファルトを使って防水性を高めており、合成繊維不織布を素材に使っているので丈夫な防水シートです。
	
	
	防水シートを張り終えたところです。
	雨漏りをしていたところにも野地板と防水シートが張られてますので、もう雨漏りの心配をしなくて大丈夫です。
	
	今回のお客様の屋根には屋根の一番高いところの棟の位置がわずかにずれている場所や、 屋根と屋根とのわずかな段差ができているところがありましたが、そうしたところにも防水シートは張ってあります。





	  
