2020.10.26
	
	
	高崎市のお客様のお宅で高崎市の住環境改善事業の助成金を使ってカバー工法の工事をしています。
	前回までに既存のトタン屋根の上に野地板と防水シートを張り終えました。
	今回から屋根の側面を守る板金を張っていきます。
	
	
	屋根の側面を守る板金は2種類あります。
	まずは屋根の雨樋が無い面からの雨風を防ぐケラバ板金です。
	
	そしてこちらは屋根の雨樋がある面の雨風を防ぐ役割の唐草板金です。
	
	
	上から見るとこのような感じになっています。
	ケラバ板金は防水シートの上から被せてビスを打っていきます。
	唐草板金は防水シートの下からビスを打って固定します。
	この違いは雨樋に雨水を流し込む面かどうかの違いです。
	
	
	ケラバ板金の役目は防水シートの下に雨水を絶対に入らせないことです。
	防水シートの下に雨水が侵入してしまえばいずれ雨漏りの原因になります。
	それを防ぐために防水シートの上からケラバ板金を張ります。
	
	
	対して唐草板金は防水シートの下に水が入り込んだ時にその水を流すための抜け道として防水シートの下に張り付けます。
	最終的には雨樋へと流し込めるような形にしてあります。
	
	
	今回のお客様の屋根は複数にわたって入り組んだところがあります。
	大小さまざまなケラバ板金、唐草板金を張った上で本体の屋根の板金を張ることになります。





	  
