2020.10.30
	
	
	高崎市のお客様のお宅で高崎市の住環境改善事業の助成金を使ってトタン屋根にカバー工法の工事をしています。
	写真は既存のトタンの屋根の上に野地板という丈夫な板を張り、さらにその上から防水シートを張った状態です。
	使用したのは改質アスファルトルーフィングという防水シートです。
	野地板は国産材でできています。
	
	
	防水シートを張った後は屋根の端の方の板金を取り付ける作業にかかります。
	写真は唐草板金という軒先の板金を取り付けているところです。
	万が一防水シートの裏に雨水などが入り込んだ場合、雨樋へと排出する役割をしています。
	そのため防水シートをめくって取り付けています。
	
	
	そしてこちらは屋根の板金の結合させる部分の断面になります。
	屋根の板金をビスで固定した後に板金と板金お互いの凹凸の部分を結合していきます。
	使われている板金はガルバリウム鋼板です。丈夫でサビに強く加工しやすいのが特徴です。
	屋根の板金は端の方を写真のように直角に折り曲げておきます。
	
	
	そして屋根の板金を葺いた状態。板金と板金が嵌めあっているのがわかりますでしょうか。
	そして直角に折り曲げたところは屋根の奥の建物側に付きます。
	雨水が建物側へと入り込んでいくのを防ぐために直角に折り曲げて立ち上げてあります。
	ちなみに縦長の平べったい板金を葺いていくので工法的には立て平葺きと呼びます。





	  
