2020.11.6
	
	
	高崎市のお客様のお宅で高崎市の住環境改善事業の助成金を使ってトタン屋根にカバー工法の工事をしています。
	既存のトタンの屋根の上に野地板を張り防水シートをかぶせて板金屋根を張っています。
	前回までに屋根の板金と建物の隙間に雨水が入らないように雨押え板金を付けました。
	使用しているのはトタンよりもサビに強いガルバリウム鋼板です。
	
	
	そして今度は一段上の屋根の防水シートをめくって屋根の軒先を保護する唐草板金を取り付けます。
	この唐草板金は防水シートの裏に発生した水分や雨水が入り込んだ場合雨樋へと流しくれる役割もあります。
	ちなみにこのめくられている方の防水シートは改質アスファルトルーフィングシートです。
	耐候性があり素材として合成繊維不織布を使っているので丈夫な防水シートになります。
	
	
	前から見るとこのような状態になります。
	下から順に板金屋根、雨押え板金、そして唐草板金。
	板金屋根の下にも防水シートが張られていますので雨漏り対策はばっちりです。
	
	屋根の上にサビた金属片が落ちていますが、これは唐草板金などを取り付ける際に既存のトタン屋根の一部を切り取ったものです。
	
	
	トタン屋根の金属片を近くで見るとかなりサビて傷みの激しい状態です。
	トタン屋根を直す時期が来ていたことは間違いありません。





	  
