2021.4.9
	
	
	高崎市のお客様のお宅のトタンの屋根の棟板金は風が吹くとバタバタ音がするようになってしまいました。
	トタン屋根自体が塗装がかなり傷んでいてサビができていますので全体的に張り直しをしたいところですが、
	今回はお客様から、とにかく棟板金が風で飛んで道路に落ちないようにして欲しいとの依頼がありました。
	今回のお客様のお宅は交通量の多い道路に面しているのでこの心配する気持ちはよくわかります。
	
	
	工事前に確認すると既存の棟板金は人の手で簡単に持ち上がってしまうほどの状態でした。
	これでは確かに風でバタバタ音がしてしまうはずです。
	風の強い群馬県ではこのように固定する力が弱くなった棟板金が実際に風で飛ばされて落下することがあります。
	
	
	
	さっそく作業にとり掛かります。
	棟板金は建物の壁際の方から外していきます。
	両手で棟板金を持つと簡単にめくれてしまいました。
	この屋根の下では雨漏りも起きているようですがこうした棟板金の状態も一因かもしれません。
	
	
	棟板金を剥がした後は、棟板金の下に設置されている貫板(ぬきいた)をバールなどを使って取り外します。
	棟板金はこの貫板に固定するものなのですが、この貫板が傷んだり腐食することで釘が効かなくなって棟板金が浮いてくることになります。
	
	
	取り外した貫板はボロボロの状態でした。
	これでは棟板金を固定する釘は効きません。





	  
