2021.5.1
高崎市のお客様より見積もり依頼の連絡がありました。
お客様の家の屋根は瓦屋根になっています。
お話を伺うと高崎市の屋根の耐震改修工事補助の制度を使って、現在の屋根の瓦を全て剥がしてガルバリウム鋼板の軽い屋根材で葺き替えをしたい、とのことでした。
こちらが瓦屋根からの葺き替えを検討されているガルバリウム鋼板のサンプルになります。
写真は色がグリーンものとブラックのものですが、他にもブラウンがあります。
写真でもわかるように表面に光沢があるのが特徴です。
光沢があって滑りやすいのでガルバリウム鋼板の屋根には雪止めを付けるのが必須になります。
こちらがガルバリウム鋼板のサンプルを横から見た断面になります。
ガルバリウム鋼板の裏側に貼られてある硬質ウレタンフォームの断熱材の一番厚みのあるところが１２ｍｍになります。
現在の瓦よりもだいぶ厚みが違うと思います。
そしてガルバリウム鋼板の屋根材は横長ですので、一列一列下から上に張り重ねていきます。
先ほどのサンプルの断面で言うと断熱材の厚みのある方を上にして、その上に断熱材の薄いところを載せていくイメージです。
お客様からは現在雨漏りはしていないので屋根の防水シート(ルーフィングシート)は張り替えなくてよいのでは、とのお話がありましたが、防水シートには耐用年数があります。
重さのある瓦と違い、軽いガルバリウム鋼板は飛ばされないように屋根にしっかりと打ち付ける必要があります。
できれば施工上、屋根の防水シート(ルーフィングシート)は新しいものにした方が良いと思います。
