2021.6.24
	
	
	高崎市のお客様よりバルコニーが気になっているので見て欲しいとの依頼がありました。
	お客様のバルコニーは鉄でできています。
	そのため塗装の膜の保護が無くなると下地の鉄がサビてきます。
	手すりの茶色も元々の色なのかサビの色なのかわからなくなっています。
	
	
	このバルコニーは主に人が載るためのものではなく、エアコンの室外機を載せるためのような小さなバルコニーです。
	手すりの部分に関してはサビなどを良く落としてから、サビ止めを塗ってからと上塗りの塗料を塗ることで問題なく対処できるかと思われます。
	
	
	そして問題はバルコニーの下の部分。
	塗装が傷んで下地の鉄が露出した結果、鉄の腐食が進み穴が開いています。
	サビの穴と穴がつながってさらに大きな穴になっているところがあります。
	
	
	そして気になるのはバルコニーの室外機が載せてある方の鉄部です。
	こちらの方が腐食による穴の数が多いです。
	このまま放置しておけば室外機の重みで壊れてしまうかもしれません。
	
	
	バルコニーの真下に来ると穴が大きく広がっている様子がよくわかります。
	鉄の腐食のひどいところは指で触れるとポロポロとサビの粉が落ちてくるような状態です。
	この穴を隠すように何かを貼って固定するということは難しい状態です。
	できることとすれば腐食の進行を少しでも遅らせるために塗装するより他無いような状況になっています。





	  
