2021.7.08
	
	高崎市のお客様の天井と壁には雨漏りによってシミができています。
	
	
	廊下の天井の板は合板でできていました。
	雨漏りによって表面が剥がれてきたそうです。
	
	先ほどの廊下の上の屋根です。漆喰は詰め増しがされているようです。
	
	
	近くで見ると詰め増しされた漆喰の一部が取れているようです。
	こうした屋根と壁との隙間を埋める漆喰は雨漏りを防ぐために大事な役割を果たしています。
	
	
	平瓦を外してみました。
	まだ新しい瓦桟とアスファルトルーフィング(屋根の防水シート)が使われています。
	平瓦部分は雨漏りの原因ではなさそうです。
	
	この屋根の壁際を防水している板金は黒く色が塗られていますが、 元々は青いトタン屋根だったようです。壁との間に隙間が見えます。
	
	
	この壁際を守る板金を雨押え板金と言います。
	調査のため軽く持ち上げたところ建物から簡単に剥がれてしまいました。
	建物に板金が密着していなければその分雨は入ってきてしまいます。
	使われている板金がトタンですのでサビによる腐食も心配です。
	
	
	雨押え板金の下に葺かれていた平瓦は端の方がカットされていました。
	下り勾配の屋根に流れる雨水はこうしたカットされた瓦と壁際に入り込んでくることは予想されます。





	  
